ぼくのぼく 

とどかない ねがいを
とどくと しんじて ねがいながら

そんなぼくを だきしめながら
とどかないのだと しる ぼくがいる

それをしる ぼくは
ぼくよりも よっぽど
たくさんのことを しっているようなのに

ゆめのなかや かんかくの
ちいさな ちいさな
いちぶぶんでしか
しっていることを おしえてくれない



たしかに ぼくなのに
まるで かれ のような それは
そのねがいの ゆくすえや
ぼくのしらない ぼくについてのなにかを
いつだって こっそり ながめてる

こっそり でも しっかりながめて
そして たくさんのことを しっている

そしてたまに ぼくにとって
このさき かかえていくことが
こんなんになるであろう きおくなんかを
じぶんのはんだんで けしたりする

ぼくは そのことを しっている
ぼくのなかに けされたきおくがあることを

まったく きおくのない すうじつが
くうはくのまま くうはくとして
たしかに そんざいしているから

くうはくのそんざいが
けされた じじつを
こっそりおしえてくれるんだ

くうはく



その たしかにぼくなのに
かれみたいな それは

ぼくが そとのせかでの やりとりに
ものすごく つかれきっているのに
そのことに
じょうずにきづけなかったときに
ぼくに おそろしい ゆめをみせる

おきたとき ねむれたきが
ぜんぜんしないような
とてもとても くるしいゆめ

それは たいがい
ひどく おそろしいばしょに ぼくがいて
つかまったら おそろしいめにあうと
しっているだれかから
ひっしでにげるゆめであったり

ばくげきのあらしのなか
むりょくかんと きょうふで
ぱにっくをおこしそうになりながら
うごかないからだをひっしに
うごかそうとするゆめだったりする



おそろしいゆめ
だけど それこそが

たくさんのことをしっているのに
ふだん ぼくにちっとも
なにかをおしえてくれることのない

たしかに ぼくなのに
まるで かれ のような それ の

かずすくない めっせーじ なのだと
なんとなく ぼくは かんじている

『つかれているよ やすまなくてはだめ』

じぶんで きづけないぼくへの
ちいさな めっせーじ
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